WEBで物件調査

 

不動産の物件調査はインターネットのおかげで非常に楽になりました。ここでは、インターネットがあればできる物件調査の方法をお教えします。不動産屋に行かなくても、かなりの程度、物件を把握できます。

※以下、新宿区の物件の調査を基本としています。他の地域では、役所に出向かないと分からないことがあります。

 

物件の特定

ほとんどの物件は、住所が○○町までしか掲載されていません。しかし、詳細ページに全景写真や前面道路の写真があれば、大部分の物件を特定することができます。

※Google Map ストリートビューが入っていない地域では特定できる確率が下がります。

※マンションや貸家で、詳細ページに建物名称が記載されていれば、この部分は飛ばしてください。

 

最初は広く情報の網を張りましょう。

(しかし、残念ながらポータルサイトにも掲載されていない物件が存在します。本気で探し始める際は、かかりつけ医的な不動産屋を見付けて、情報を貰いましょう。)

 
自分の住みたい場所、予算、必要な面積等を勘案して、物件を絞り込みます。
   
気になった物件があり、詳細画面に前面道路の写真があれば、まずはGoogle Mapで調べてみましょう。
 
大部分の物件は「町名」までしか表示がありません。なので、まずその「町名」で検索します。これにより、マップに町域が点線で表示されます。
 
物件の接道条件に「東側接面道路5.0m」とあれば、南北に走る道路を探し、幅員5mくらいと思われる道路を絞り込んだ上で、駅徒歩○分(道路距離1分80mと計算して表示されています)かにより、駅からの大体の距離で場所の見当を付けます。
 
見当を付けた道路のストリートビューを見てみましょう。物件詳細画面に掲載されている前面道路と雰囲気が同じなら、前後に進み、物件を探しましょう。
写真にはある歩道がない、ガードレールの形が違う、等の違和感があったら、他の道を見てみましょう。
 
  物件が特定できたら、地図に戻り、そこの部分をクリックすることで住所を表示させましょう。そのまま、「ルート・乗り換え」で駅までの距離を調べたり、嫌悪施設(火葬場や墓場等)が近所にないか、高速道路や鉄道の近くではないか等を確認し、周辺の様子をストリートビューで見てみます。また、左上の検索画面に「スーパー」や「保育園」と入れることで、近所の施設が調べられます。影を落としそうな大きな建物が南側にないかも大切なチェックポイントです。

 

物件を特定できた後の調査

物件が特定できたら、その場所の情報を集めます。以下は、順不同です。好きなもの、気になったものからやればいいと思います。

 

 

新宿区の物件なら、「新宿区みんなのGIS」で、前面道路の種類(区道かどうか)や幅員と、地域地区(第一種住居地域等)の容積率や建ぺい率などを確認します。
   
国土地理院の地図地盤情報ナビにより、当該物件が谷筋や沼地であった場所に当たらないかを確認します。
 

土地を買う場合は、埋蔵文化財包蔵地と土壌汚染の可能性をWEBで調べた後、大きな図書館で、過去の地図(住宅地図)を閲覧し、ガソリンスタンドや工場の敷地ではなかったかを確認します。

   
警視庁の「事件事故発生状況マップ」で治安状況を調べたり、商店街や町会のページなどで街の雰囲気をつかみます。

 

最後はやっぱり現地調査

 

以上の調査で問題なさそうな場合、必ず現地に足を運び、周辺を歩いてみてください。また、道路や地域地区、土壌汚染などは役所に行き改めて確認しましょう。
そして、本当に気に入ったなら、不動産屋(弊社ですと嬉しいです)に問い合わせを入れ、内見やWEBでは調べることのできない情報を確認しましょう。

 

私は、以上のような方法でインターネットを使った物件調査を行っていますが、もっと簡単な方法がある、詳しい情報を調べられるサイトがある等の情報がございましたら、是非ぜひこちらまでお教えください。よろしくお願いいたします。